薄くなった頁を繰るのをやめて、まだ一度も繰っていない頁を探した。
手帳の番号のあいだに、まだ何も書いていない頁があった。同期の名を書く場所ではないと思っていたが、では別の頁かというと、それも違う気がしていた。渓谷を見て、今回はじめて、書く場所を決めた。
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この宿に泊まる一晩を、小説にしてある。
薄くなった頁を繰るのをやめて、まだ一度も繰っていない頁を探した。
手帳の番号のあいだに、まだ何も書いていない頁があった。同期の名を書く場所ではないと思っていたが、では別の頁かというと、それも違う気がしていた。渓谷を見て、今回はじめて、書く場所を決めた。
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