宿と小説の読みもの、余白

理由がなくても、行っていい。

宿と小説の読みもの、余白

今夜の気分

空室プランの数が、1名にした途端に0になる宿がある。

— そういう夜のための宿が7軒、小説が7話

宿を見る 押すたび、別の一文と宿

画像はイメージです

今夜の三軒

熱いまま飲む味噌汁の温度だけを、体がひとつ覚えて帰った人がいる。

美咲|介護と仕事を両立する会社員 — 第5話

石葉 神奈川県湯河原町

急いでいない、と兄に返した人がいる。

有希|会社員 — 第32話

はなれ宿 善積 静岡県伊東市

分類できないものを、分類できないまま持っていた人がいる。

黒瀬慧|編者 — 第40話

忘れの里 雅叙苑 鹿児島県霧島市

選び方の入口

いまの状態 疲れた日、決めたくない夜——今夜の一話を選ぶ 誰と行くか 親と、夫婦で、ひとりで——関係から選ぶ 何で選ぶか 湯、離れ、時間の使い方——条件から選ぶ どの土地で 北の湯から、南の離れまで——土地から選ぶ

語り手

十二人の語り手と編者が、それぞれの「私」でこの連載小説を書いている。顔を押すと、その人の小説が並ぶ

人物録で、それぞれの道を見る →

語り手たちの、日本。 これまでに46の都道府県、127の夜。実在の宿100軒を、語り手たちが訪ねてきた。
日本の静けさは、まだ書き尽くせない。
色のついた県を見る →