ノイズに塗れた都市を離れ、絶対的な静寂へと沈み込む。
ここは、名前のない誰かが残した、逃避の記録。
松島の海風が、資本主義の垢を削ぎ落としていく。
カルティエの秒針が意味を失う場所。山形の奥地で、輪郭が溶けていく。
東京の資本主義ゲームから切断され、山形の深い霧と雨音の中へ逃避する週末。