宿と小説の読みもの、余白
三重県津市榊原町(榊原温泉)

湯元 榊原舘

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この宿の記録

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この宿に泊まる一晩を、小説にしてある。

理由は書かれていない。並べただけで、千年が経っている。

有希『丸をつける』

叔母から返事が来た。こちらが触れなかったことには、触れていなかった。菓子の缶に入っている母の切り抜きから、丸のついていない一枚を出した。母が切って、しまって、行かなかった場所である。私はそこへ行く。

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向かないとき

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