宿と小説の読みもの、余白
和歌山県伊都郡かつらぎ町(天野)

山荘 天の里

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この宿の記録

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この宿に泊まる一晩を、小説にしてある。

貸切の風呂に入った。部屋の風呂は温泉ではないと、案内に明記されていた。

黒瀬慧『数えなかった、十四語目』

手帳の名前のないページで、十三の項目のまま四か月が経った。私は世界文化遺産の神社が鎮座する天野の里へ向かい、新しい木の匂いに、由紀の記憶の断片を思い出す。千年続く神社と、今年で四年目の宿。比較しない、という選択を、私はどう自分のものにするか。

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向かないとき

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