宿と小説の読みもの、余白
宮城県白石市福岡蔵本(鎌先温泉)

時音の宿 湯主一條

本記事はアフィリエイト広告(Expedia)を利用しています。

この宿の記録

2

この宿に泊まる一晩を、小説にしてある。

車が角を曲がるまで、頭を下げておいででした。

千鶴『三日前までに、お申しつけください』

三年ぶりに、続けての休みをいただきました。申しつける側と申しつけられる側が入れ替わる心もとなさを覚えながら、私は宮城・鎌先温泉の同業のお宿へ、お客として泊まりに参ります。休みのあいだにいちばん書きたかったことが、何であったか。

一本しかない時刻表は、読むものではなく、覚えるものだった。

修一『一本の時刻表』

定年後、一人旅を重ねてきた私に、他県に住む娘から誘いが来た。行き先も宿も日取りも決まっている誘いは、初めてだった。段取りは全部娘の側にあり、私の役目は、十四時十五分の送迎車に間に合うことだけである。時刻表を読むのは長年好きだが、従ったことは、なかった。

PRExpediaで空室を見る(外部サイトが新しいタブで開きます)

向かないとき

← 宿の索引