きょうだいと、水入らずで泊まる宿
親の介護や葬儀、実家の片付けが一段落した後、きょうだいだけで一泊することがあります。配偶者にも子どもにも気を遣わず、水入らずで過ごせるかどうかが、宿を選ぶ基準になります。
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大人になったきょうだいと同じ部屋に泊まるのは、それだけで少し気まずい。
話は、片付けが一段落した日から始めます。きょうだいだけで泊まる旅は、法事や実家の片付けのついでに決まることが多いものです。親の介護や葬儀、片付けが一段落した後に、一泊する。配偶者にも子どもにも気を遣わず、水入らずで過ごせるかどうかが、宿を選ぶ基準になります。
部屋食で、水入らずになる
まず、席の側から水入らずにする二軒です。花巻温泉 佳松園と、はなれ宿 善積です。
- 花巻温泉 佳松園 岩手県花巻市湯本(花巻温泉)
ツイン・シングルルームを除く客室が部屋食で、義理の家族や子どもの目を気にせず水入らずで過ごせます。貸切風呂も複数あります。
東京から約3時間 一人 三万円台前半〜(2名1室の1名分・夕朝食付)
- はなれ宿 善積 静岡県伊東市伊豆高原(南大室台)
全6室すべてが離れで部屋食。水入らずの一晩が、そのまま部屋の造りになっています。
東京から約2時間 一人 三万円台前半〜(2名1室の1名分・夕朝食付)
小説を読む PRExpediaで空室を見る(外部サイトが新しいタブで開きます)「隣の棟が、木の向こうに屋根だけ見えた。見えるが、中は見えない。その距離が、設計されている。」— 有希|六つのうちの、ひとつ
佳松園はツイン・シングルルームを除く客室が部屋食で、義理の家族や子どもの目を気にせず過ごせます。善積は全6室すべてが離れで部屋食、水入らずの一晩が、そのまま部屋の造りになっています。
敷地の広さが、動線を分ける
席の次は、動線です。亀の井別荘と、忘れの里 雅叙苑です。
- 亀の井別荘 大分県由布市湯布院町川上(由布院温泉)
約1万坪の敷地に離れ11室。離れなら部屋食で、他の客と動線が重なりません。
一人 五万円台半ば〜(2名1室の1名分・夕朝食付)
- 忘れの里 雅叙苑 鹿児島県霧島市牧園町(妙見温泉)
古民家を移築した離れ家形式で、貸切風呂も複数あります。義理の家族を気にせず過ごせます。
一人 五万円台前半〜(2名1室の1名分・夕朝食付)
亀の井別荘は約1万坪の敷地に離れが11室あり、他の客と動線が重なりません。雅叙苑は古民家を移築した離れ家形式で、貸切風呂も複数あります。

個室の食事が、話す場を作る
動線を分けたら、あとは話す席です。越前あわら温泉 つるやと、陶泉 御所坊です。
- 越前あわら温泉 つるや 福井県あわら市温泉(あわら温泉)
夕食・朝食とも個室での懐石膳。法事の後の話も、他の客に聞かれません。
一人 三万円台半ば〜(2名1室の1名分・夕朝食付)
- 陶泉 御所坊 兵庫県神戸市北区有馬町(有馬温泉)
部屋食で、大浴場は半混浴・半露天のため、気まずさを避けたいなら貸切風呂を使う選択肢があります。
一人 三万円台後半〜(2名1室の1名分・夕朝食付)
つるやは夕食・朝食とも個室での懐石膳で、法事の後の話も他の客に聞かれません。御所坊は部屋食で、大浴場が半混浴・半露天のため、気まずさを避けたいなら貸切風呂を使う選択肢があります。
男女別の湯にこだわるきょうだいには、御所坊は向きません。大浴場が半混浴・半露天のため、貸切風呂を使う前提で選ぶ宿です。
人数と、囲む場所を選ぶ
席の形と人数で選ぶ、最後の二軒です。秘境 白川源泉 山荘 竹ふえと、きのえ温泉 ホテル清風館です。
- 秘境 白川源泉 山荘 竹ふえ 熊本県阿蘇郡南小国町(黒川温泉の奥)
全12室、客室内の囲炉裏で夕食・朝食とも提供され、囲んで話しながら食事ができます。貸切風呂は45分単位。
一人 九万円台前半〜(2名1室の1名分・夕朝食付)
小説を読む PRExpediaで空室を見る(外部サイトが新しいタブで開きます)「門を入ると、竹だった。竹林の中に、道が通っている。両側から竹が寄っていて、上のほうで交差している。」— 黒瀬慧|三十のうち、六つ
- きのえ温泉 ホテル清風館 広島県豊田郡大崎上島町(大崎上島・芸予諸島)
和室は定員1名から6名まで幅があり、集まったきょうだいの人数に合わせて部屋を選べます。個室食かどうかはプランにより異なります。
東京から約6時間 一人 一万円台後半〜(2名1室の1名分・夕朝食付)
竹ふえは客室内の囲炉裏で夕食・朝食とも提供され、囲んで話しながら食事ができます。清風館は和室の定員が1名から6名まで幅があり、集まった人数に合わせて部屋を選べます。

水入らずであれば、それでいい
きょうだいだけの一泊に、特別な体験は要りません。配偶者にも子どもにも気を遣わず、水入らずで過ごせる部屋があれば、それで一晩は足ります。実家の話の続きは、囲炉裏の火が落ちるまでにすればいいことです。
親と行くなら親と、法事のついでに泊まる宿、友人と行くなら友人と、気を遣わずに泊まる宿があります。